■雑貨徒然
『シャワーヘッドの交換方法 (取付・取外し)』

シャワーヘッドの交換方法 (取付・取外し)
シャワーヘッドの交換に基本的には特別な道具は必要ありません。
今付いているものを手でひねって取外し、新しいものを手でねじ込むだけです。
ただ、10年20年と長年使ってきたものは固着して外しにくかったり、新しく取付けるものはメーカーが違うとネジ山が合わなかったりすることがありますので、その辺のことについて説明したいと思います。

シャワーヘッドの取外し

最初にも書きましたがシャワーヘッドの取外しに特別な道具は必要ありません。
ペットボトルのキャップを開けるのと同じように、手でシャワーヘッドとシャワーホースの金具部分を持ち左向きに回すだけではずれます。はずれないとすれば水のカルシュウム分が固着したかシール部材が劣化して固着したのか、または取付け時のねじ込み過ぎが原因だと思います。
手で回せばはずれるはずだと言っても、外れないものはしょうがないので外す工夫をいろいろしてみましょう。

  • 力自慢の男性に回してもらう。
  • シャワーホースの金具部分を持つ手にゴムのイボ付き軍手をはめて回してみる。( 台所で使うゴム長手袋でもOK )
  • シャワーホースの金具部分にゴム板をかましてプライヤで回してみる。
  • シャワーホースの金具部分にゴム板をかまして、より強力なウォーターポンププライヤで回してみる。
  • コネクター部分をハンマーで叩いて固着を剥離させてから上の方法を試してみる。
    ハンマーで叩くことによりコネクターに振動、変形を与え固着をいくらか剥離できる可能性もあります。ただしハンマーで叩くときはコネクターを傷つけたりしないように布等で保護した上、小刻みに軽く叩く程度にして下さい。





ウォーターポンププライヤなんて一般家庭ではあまり置いてない道具かと思います。ホームセンターで安いものをさがしても2,000円ぐらいはしますので、なんとかイボ付き軍手を使うぐらいで外れると良いのですが...

どうしても外せない場合はあきらめてシャワーホースごと取替えるのも一つの手だと思います。水栓側のシャワーホースの取外しはスパナで回す金具になっているので簡単に外せるかと思います。長く使い込んだホースはだいぶ傷みもあるので、シャワーヘッドと一緒にリニュアールしてみてはどうでしょうか?

シャワーヘッドの取付

シャワーヘッドの取付も取外しのときと同じで特別な道具は必要ありません。新しいものを手でねじ込むだけです。
問題が出るとしたらシャワーヘッドを今までとは違うメーカーのものに取替える場合です。
メーカーによってシャワーヘッドのネジが異なっているのです。海外製のシャワーヘッドが取付できないのは許すにしても、国内製品の取付基準ぐらい統一してもらいたかったものですね。
ただ、国内メーカーのシャワーヘッドを購入すると大部分のメーカー製シャワーホースに取り付けできるように何種類かアダプターが同梱されているものが多いので、そんなに心配することはないかと思います。同梱されていない場合でも各メーカーからアダプターセットみたいなものが販売されているかと思いますのでネットで探してみてください。

シャワーヘッドジョイント金具一覧

国内メーカー
1 (G1/2) TOTO,INAX,SAN-EI,MYM,KAKUDAI
2 KVK
3 東京ガス
4 リンナイ,ノーリツ

※同じ欄に記入したメーカーのものはコネクター仕様が共通ですので、アダプターを使わずそのまま交換できます。

1番のTOTOとINAXの国内二大衛生機器メーカーのコネクターが共通であるのは非常に助かりますね。
また、3,4番はバランス釜用なのでだんだん少なくなってきているかと思います。

グローエとかハンスグローエなどの海外メーカーもG1/2規格なのでTOTO,INAXのシャワーホースにそのまま取付はできます。ただ残念ながらねじ込みじたいはできるのですが、そのままでは水密性までは確保できないようです。当店で試した範囲ではTOTOのシャワーホースにグローエ,ハンスグローエのシャワーヘッドを取付けた場合お湯がだだ漏れでした。
水密性を確保するためにシールテープを巻いたりOリングを使用すると問題なく使用できるのですが...


   


最近は上部写真のようなパッキンをTOTOのシャワーホースに入れて漏水防止に使っています。仕事がらいろんな種類のシャワーヘッドを試すことが多いのでシールテープをいちいち巻くのが煩わしくなってきたんです。
パッキンを入れる枚数を調整してシャワーヘッドのネジ底とホースの間に隙間ができないようにしてやればだいたい問題なく止水できるようです。

(追記)
漏水を止めるためのOリングやパッキンの使用法を図にしてみました。Oリングで止水できれば一番お手軽ですが、できないときはパッキンを使っての止水を試されたらいかがでしょうか。



シャワーホースの交換

ホースの交換の場合にもシャワー水栓側とホースのネジの規格の問題が出てきます。
同じメーカーの水栓とシャワーホースでも何種類か規格の違うものを採用している場合もありますので、まずシャワー水栓側のネジの規格を調べなければなりません。ホームセンターに行くと、どのアダプターが必要か調べられるように道具が用意してあるところもあるので、近くのホームセンターに使用中のホースを持ち込んでみて調べてみてください。
シャワーホースの場合はその他に壁に取り付けてあるホルダーにちゃんとはまるかという問題もあります。ホースの金具とホルダーの形状がピッタリ一致しないとがたつきが出てしまうのです。ホールドできてもシャワーヘッドががたがた動くのは気分の悪いものです。(がたつきを押さえるためのシリコンの輪っかなどが販売されているようではありますが...)

シャワー水栓ジョイント金具一覧

国内メーカー
1 (G1/2) INAX,SAN-EI,MYM,KAKUDAI
2 (W19山24) TOTO
3 (W24山20) TOTO 太ホース
4 (M24×1.5) TOTO 樹脂エルボ
5 (M22×2) KVK
6 (M22×1.5) 東京ガス
7 (M23×1.5) リンナイ

シャワー水栓と同じメーカーのホースを使う場合TOTO以外は間違えることはないということですね。

後、シャワーホースを買い換えるときはホースの長さにも気をつけて下さい。1.5mが標準だと思いますが長い方が使いやすいという方も時々見かけますので。

シールテープ

異なるメーカーのシャワーヘッドとホースを接続したときコネクト部から水漏れするようであれば、シャワーヘッドのメーカー等のアダプターを購入して取り付けてください。それで水漏れは止まるはずです。

と言いながら私の場合、ネジサイズが合っておりシャワーヘッドの取付ができるなら、わざわざアダプターを使うことはめったにありません。水漏れはパッキンのサイズや形状が合っていないのが原因なので、先ずパッキンの厚みを何枚か重ねて調整したりオーリングを嵌めてみます。
それで水漏れを止められないようであればシールテープの出番です。

シールテープとはテフロンをテープ状にしたものでホームセンターなどでも5mとか15mをリールに巻いて水道管の補修材として販売されています。
(私の近所のホームセンターでは13mm巾で長さ5mのものが50円で販売されていました。これはかなり安い方なと思います。)

シールテープを5、6回ネジ部に巻いて接続すれば水漏れはほとんど止められかと思います。アダプターを使うより見た目もすっきり仕上がるのでお勧めです。ただし、シールテープの切れ端がシャワーヘッドの内部に流れ込まないようにくれぐれも注意してください。流れ込んでしまうとシャワーヘッドの目詰まりの原因になってしまいますので。
(グローエのシャワーヘッドなどはほとんどコネクタ部にフィルターが取り付けれられているので安心ですね。)

ウィキペディア シールテープへのリンク
http://ja.wikipedia.org/wiki/シールテープ